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素敵に暮らす 住まいの作り方

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グラハムさんの個展のお知らせ

スクリーンショット 2023-04-05 031751


アトリエサラのクライアントで、アメリカ人のデザイナーでイラストレーターの
グラハム・フレミングさんが銀座6丁目のギャラリー志門で個展を開いています。

グラハムさんの絵は、インテリアの素材として
さりげなく壁に掛けると空間が引き立つので、よく使わせていただいています。

価格も手ごろなので、2枚組・3枚組で掛けるとリズムができて、とっても素敵なんです♪

グラハム・ルイス・フレミング展『聖なる黙想』Graham Lewis Fleming | GALERIE SIMON--ギャルリー志門 (g-simon.com)


4月9日(日曜日)まで開催しています。




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「いつまでも美しく暮らす住まいのルール」増補改訂版が出ました。

改定いつまでも美しく暮らす住まいのルール書影


このたび、「増補改訂版 いつまでも美しく暮らす住まいのルール」が発売になりました。

この本は、2015年に出した「いつまでも美しく暮らす住まいのルール」に
大幅に加筆修正し、改題したものです。
発売から8年経ち、引き続きよく売れることから、今回増補改訂になりました。

この8年の間に私たちには、コロナを経験し、暮らし方や価値観、
住むことのかたちなど、大なり小なり、様々な変化を余儀なくされました。

その微妙な変化を改訂版に盛り込むことで、
新しい価値を提案する時代に合った1冊にまとめることができました。

この1冊が皆様の手に渡り、ひとりひとりの生活に寄り添えるものになれたらと思います。


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「プチぶんか村」にエッセイを書きました

2ア_C1A8488  新井邸


明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

  あっという間に1月も半ばになってしまいました。
  遅いごあいさつですみません・・・。

昨年秋に、私の住む町のミニコミ誌「プチぶんか村」にエッセイを書きました。
お読みいただけたら嬉しいです(^^)/

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ぶんか村エッセイ125
「快適な住まいの設計を目指して」   
 水越美枝子  (一級建築士事務所アトリエサラ(㈱)代表)

物心ついてから数回引っ越しをしたせいで、
子供の頃から住まいにとても関心がありました。
14歳の時に自宅を建てることになり、始めて設計図というものを目にし、
図面通りに出来ていく家を見て設計をする人になりたいと強く思いました。
 
高校卒業後、住居学科のある日本女子大に進み、卒業後に女子の技術職を
初めて採用する清水建設に入社。才能豊かな先輩達から多くを学びました。
バブル期で毎日残業でしたが仕事は楽しく天職だと思えました。
 
結婚し、まだ育休法がない頃でしたので、覚悟を決めて娘を産み仕事を続けました。
ところが夫が海外勤務になり、悩んだ末に31歳で退職。バンコクに6年暮らしました。

渡タイ当初は仕事を辞めた後悔ばかり募りましたが「人生の休養期間と思って
ここでしかできないことをやってみたら」という夫の言葉で気持ちが切り替わり、
ジムトンプソン博物館の日本語ガイドや育児サポートのメンバーに加わりました。

ある時、母親達のボランティアで、日本の子どものための図書館を
作って運営する計画が持ち上がり、設計を担当しました。
その時の仲間には、図書館の司書や教員の経験を持つ人、保育士や、編集者、
医師や看護師、弁護士といった専門家もいました。

皆、子どもを持つ母親で本が大好きでした。
この、女性達との協働の経験は今も私の財産です。
 
ところで、やっと生活を楽しめるようになった頃、私はその頃住んでいた欧米式の住宅の間取りが
楽で合理的なことに気付き、同時に日本の住宅の改善点も見え始めてきました。
そして帰国後、友人と開いた設計事務所で、新しい住宅の設計を模索していくことになるのです。

この考えを書いたのが「40代からの住まいリセット術」と、その写真版の
「いつまでも美しく暮らす住まいのルール」です。
間取りの指南書として、台湾、中国、韓国からも出ています。

事務所も24年、設計した住宅は新築とリフォームで300軒になりました。
お客様とスタッフに感謝する毎日です。

1外_C1A9005  吉野邸


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「プチぶんか村」編集長の宮崎直子さんは、偶然近くにお住いの私の高校と大学の先輩です。
出版社を持って、地元はもちろん日本中に友人知人が多い、とても魅力的な才女です。

「なんでもいいから、あなたのことを書いて。」と、数年前から言われていていたのですが
今までに書かれたエッセイが、あまりに有名な方たちのものばかりなので、
私なんかまだまだ・・・、とずっとお茶を濁してきていました。

でも昨年、書きます!と返事をしてしまい、あれこれ自分の半生を振り返ることになったわけです。
書きながら、昔のことを思い出し、自分のことも振り返ることができてよかったです。

宮﨑さん、ありがとうございました♪
これからも「プチぶんか村」楽しみにしています。

 

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「一生、片付く家になる!」 散らからない住まいのつくり方 が出ました。

書影

先月 エクスナレッジ社から 
「一生、片付く家になる!」 散らからない住まいのつくり方 
という本を出しました。

この本は2016年に出した
「ものが多くても、狭くてもできるいつまでも美しく暮らす収納のルール」に大幅な加筆修正をしたものです。

これまで長い間「収納ブーム」「断捨離ブーム」が続いてきました。
書店に行くとこのような本があふれていて、誰もが自分の家の「収納」について考えたことと思います。

その結果、片付けに成功した人もいれば、うまくいかなかったという人もたくさんいるのではないかと思います。
いろいろな本を読んで試したけれど、すぐリバウンドしてしまったり、
片付けに協力してくれない家族との関係が悪くなってしまった、という方も
もしかしたらいるのではないでしょうか。

けれど、そういうケースの中には、その人に問題があるのではなく、
家の方に「片付かない理由」があることも多いのです。

動線に合った適所に、ものの量に見合った適量の収納スペースがあれば、
生活の中で自然にものは片付きます。
この法則で収納を設けることで、ものが多くても無理に捨てる必要はなくなりますし、
量が把握できるので、ものを買い込むことも少なくなります。

ところで、最近は共働きの家が増え、家事の効率化を求める人が増えてきました。
単に快適性だけでなく、上手に生活を回せるような家が求めらています。

家電や生活用品の開発や進化も目を見張るものも多く
最近は、それらを取り入れた合理的な家づくりが求められていることを実感しながら設計をしています。
「時代とともに暮らしやすい住まいは変わっていっている」というわけです。

この本は主にそんな観点で内容を改定しています。

それでも、「片づく家」になるための基本の考え方は変わらないことも事実です。
「収納は科学であり、片付けも科学」です。
セオリーを理解して取り組めば、必ず片付く家になります。

そしてこのセオリーを一度理解すれば、一生片付けに困ることはありません。
生活は快適になり、家事も効率よくこなせて、
何より、家で過ごす時間を幸せに感じられるようになるはずです。

そんな暮らしを手に入れていただくためにこの本がお役に立てれば嬉しく思います。

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家の中で夫婦が仲良く過ごすための秘訣 (その1)

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家の中で夫婦が仲良く過ごすための秘訣は・・・・・・
それはそれぞれがひとりになれる空間があること、だと私は思っています。

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いつもリビングで一緒に過ごすだけでなく
ときにはひとりで仕事や趣味に没頭する時間を持てば
お互いに気分良く暮らせるのではないでしょうか。


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別々の部屋が持てなくても、専用のスペースがあれば
物をリビングやダイニングに持ち込むことがないので散らかりにくくもなります。

家の中で夫婦それぞれのスペースを持つことを考えてみませんか。

| 住まい作り | 08:00 | TOP↑

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朝日カルチャーでオンライン講座をします

        
        がまんしない家表1帯付き書影最終版 400K - コピー


来週 朝日カルチャーセンターでオンライン講座をいたします。

 ■ 2月19日(土)10:30~12:00
   「がまんしない家/これからの生活様式にあった住まいへ」  
 
昨年出版した拙著「がまんしない家」の内容を写真と図面でお伝えする講座です。

働き方改革やライフスタイルの多様化など、私たちを取り巻く環境は絶えず変化しています。
また、感染症の流行により、自宅で過ごす時間が以前より増えた人も多いのではないでしょうか。

健康長寿社会になり、リタイア後の長く快適な暮らしも求められています。
生活様式の変化とともに、住まいの考え方にもアップデートが必要です。

この講座では、
「がまんしないで、自分らしく快適に暮らせる住まい」について
大掛かりなリフォームをしなくても家具の配置や収納などの工夫などで
実現できるアイデアやポイントをお話ししようと思っています。

より豊かな人生を過ごすために、今の住まいを少しでも見直していただければ、
と、そんな気持ちを込めた講座です。

ご興味のある方はぜひご参加ください。
お申し込みはこちらから
 
 https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/2d85eb76-1e18-ba70-0d36-617372c37807



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明けましておめでとうございます 2022年。

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皆様 今年のお正月はどのようにお過ごしでしょうか。

私たちは相変わらずコロナ禍の中にいますが、
少しづつ世の中がそれなりに動き出しているようにも思います。


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我が家でも今年は、夫の両親と弟家族との合同新年会をいたしました。
例年は夫の実家に大晦日から集まり、飲んだり食べたり、わいわい過ごしましたが、
昨年はコロナだったり、義母が腰の手術をしたりで中止となりました。
でもやっぱり寂しいね、ということで、今年は1日に我が家で集まりました。

30日から手伝いに来てくれた息子夫婦と、おせち料理を作り、
家じゅうの椅子やテーブルを運んで準備をしました。
    
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元日は子供連れの甥や姪家族も来て、
途中アメリカにいる娘夫婦ともラインを繋げて、それはそれは賑やかでした。
換気のレベルを強にし、時々窓を開けながらでしたが、楽しく過ごしました。

年男の義父(96歳です ^^ )から、例年の如く全員お年玉をもらい、皆を見送った後、
やっぱり家族が時々集まって、仲良く過ごせることは幸せだとつくづく思いました。

****

ところで・・・・、
実は若かったころのお正月は、作っては食べ、食べては洗い、の繰り返しで
嫁の私と義妹はずっと台所に立ちっぱなし。
なんだかな~と、もやもやもしたものでしたが、・・・

「片づけしなくてすみません」と言う皆を、「いいの、いいのー。」と、ポーカーフェイスで見送れる訳は・・・
我が家の3代目食洗器、百人力ミーレのおかげです。

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こんなふうに大勢の人が集まった時の後片付けにはホントにお勧めなんですが、
夫婦2人でも、お皿もグラスもどんどん使って、ざるからボール、お鍋まで入れて夜に1回 回すだけ。
とってもらくちんなんです(^^)/。

今、世界的な巣ごもり需要で、海外製の大きな食洗器は品薄状態が続いているそうですが、
日本製でもフロントオープンタイプの、容量の大きい食洗器はパナソニックとリンナイから出ています。

これから新築や、キッチンをリフォームしようとしている方は、ぜひ大きな食洗器を検討してみてください。
かんた君と並ぶ、アトリエサラのイチオシ家電です。

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2022年の皆様のご多幸とご健康を心よりお祈りいたしております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



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「がまんしない家」が発売になりました

がまんしない家表1帯付き書影最終版100K


「がまんしない家」 
~これからの生活様式への住まいリセット術(NHK出版)~
 が発売になりました。

住宅の設計を始めてから今日まで、たくさんの家づくりに関わり、
クライアントの方達と一緒に「これからの人生を豊かにする住まい」について考えてきましたが、
私たちを取り巻く環境は、この10年で大きく変わりました。
そんな環境の変化の中で、私たちの意識も大きく変わってきたように思えます。

社会全体では多様性や人権についての意識が高まり、
男性と女性が真に対等な存在になってきています。

家族や家に対する考え方も家族一人ひとりが、家長や長男、 主婦といった役割ではなく、
一個人として大切にされる時代になりつつあります。
共働きがスタンダードになり、夫婦で家事や子育てをシェアするようにもなりました。

働き方改革や感染症の流行をきっかけに、家でリモートワークをする人が増え、
家の中に仕事をする場所が必要にもなってきました。
同時に 「衛生意識の高まりから、手洗いスペース」の重要性も大きくなってきました。

そこで浮き彫りになったのが、「家」の問題でした。
くつろぎの場であるはずの家が、快適な場所でなくなってしまったと感じる人は案外多いのです。

そこには「個人」の生活が優先され始めてきた
日本人の意識の変化も大きく影響しているのではないかと感じてきました。

生活様式や意識が変化しているにもかかわらず、家の間取りは今までのままでは、
ストレスはたまる一方で、「片づかない」「居心地の悪い」家でがまんして暮らすようになってしまいます。

そこで、だれもがまんしなくていい、生活しやすくて自然と片づく居心地のよい家を手に入れるために、
これからの家づくりのスタンダードになるような考え方を書いてみたいと思い始めていた矢先に、
11年前に「40代からの住まいリセット術」を出していただいたHNK出版から、オファーがありました。

今までのような写真の本ではなく、文章主体のセオリー本ですが、
興味のある方は是非お手に取ってみてください。

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3月にコロナで出版が延びた「理想の暮らしをかなえる50代からのリフォーム」を書いた後、
直ぐにこの本の執筆や撮影が始まりました。
今年は設計と本とで、あっという間でした。

ブログも長い間お休みしてしまいましたが、また少しづつ書いていきますので
これからもどうぞよろしくお願いします。

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すっきりしたS邸のアイランドキッチン

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写真はS邸のキッチン。
壁についていないのでアイランド型と呼ばれているスタイルです。

アイランド型キッチンの良いところは、どちら側からもキッチンに入りやすく
2人で立ってもスムーズに作業できるところです。

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S邸では、キッチンの背面にカウンター収納を置き、引き出しと吊り戸の
上下の収納に食器や調理道具を収めました。

いつもすっきり見えるように、ほどよい立ち上がりで手元の作業台を隠しています。
トースターと炊飯器も引き出し式にしてダイニングから見えないように。


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たくさんあるお鍋は背面の棚にも。
蓋はドアにかけて収納。


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奥はパントリーと、奥様の趣味の部屋に。
家事の合間の手仕事は、同時進行可能です。



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以前はキッチンカウンターが壁側にあった「ダイニングキッチン」*スタイルでした。
テーブルから調理の様子が丸見えで、収納も少なかったのがお悩みでしたが・・・・・



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いつでも安心してお客様を迎えられる住まいになりました(^^♪。


    *ダイニングキッチンは、調理スペースと食事スペースが一つの部屋になった
    かつては合理的なプランだったのですが、高度成長期以降、冷蔵庫や電子レンジ、
    炊飯器といった家電が増えると、調理中にあちこち歩き回らなければならなかったり、
    食器棚も遠くなりがちだったので、だんだん使われなくなってきました。

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みんなで作業ができるⅡ列型キッチンへのリフォーム

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写真はリフォームしたF邸のキッチンです。
Fさんはパン作りの達人で、自宅でパン教室も開いています。



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以前のキッチンは奥の壁に沿って設置してありました。
そのためにダイニングとの間にカウンターを置いて食器や調理器具を収納。
カウンターの上に家電などを置いて、パン作りはダイニングテーブルで教えていました。




船戸邸アフター(サラ) - キッチン - コピー

新しいキッチンは、奥のカウンターにグリル、手前のカウンターにシンクを設置。
このようにレンジとシンクが向かい合わせに配置されたキッチンを
Ⅱ列型キッチンと呼びます。(以前紹介したU邸のキッチンもⅡ列型です)



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Ⅱ列型キッチンのいいところは調理スペースをたっぷりとれるところです。
F邸ではシンク側のカウンターをフラットにしてあるので
キッチン側からもダイニング側からも調理することが可能です。

皆でぐるりとカウンターを囲めるので、家族で料理を楽しむのも、
パンの教室にも、とてもよいレイアウトになりました。




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キッチンの内側に家電を設置して使いやすく、見えないように。
引き出して使います。



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オーブンは電気とガスをそれぞれビルトイン。




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私も最近は火を使わないお料理が増えてきました。
こんなキッチンも理想です♪

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