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素敵に暮らす 住まいの作り方

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見せたくないものを隠す  その1

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インテリアを素敵にしたいけれど、
なかなかうまくいかないという方はたくさんいます。
講座でも、「上手に飾るコツはありますか。」という質問をよく受けます。

実は、インテリアを成功させる鍵は、
いかに飾るかではなくて
まずは見せたくないものをいかに隠すか、というところにあります。

見せたくないものが見えている状態ではどんなに素敵なインテリアも映えません。
まさに「見せる」と「隠す」は表裏一体なのです。
きちんと収納しましょう、というのも、実はインテリアを美しく見せるためでもあるのです。

写真はKさんのダイニングキッチン。
扉をもう少し開けると電気ポットや冷蔵庫といった家電製品が見えてきますが、
来客時やキッチンの片付けが終わった後はこのように閉めておけばすっきりとしています。

最近はオープンキッチンが主流で、
しかもカウンターの前に立ち上がりのないキッチンを選ぶ方も増えていますので
冷蔵庫などの存在感のある家電を隠したい場合、こんな方法はいかがでしょうか。

引き戸は下がり壁をつけずに天井まで、がすっきりのコツです。

【関連記事】
「見せる」と「隠す」は表裏一体」

| インテリア | 09:45 | TOP↑

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タイルの効果

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最近リフォームが完成したKさんのお宅です。
リビングの壁にこんなタイルを貼りました。

凹凸があるので、朝や午後、光が横から入ると陰影がはっきりしてきれいです。
この写真はお昼ごろ撮りましたが、
これから夕方にかけて、力強い西日を受けながら
タイルはもっともっと表情豊かになっていきます。

それから、天井と壁に空いた空間があるのが分かりますか。
いわゆるカーテンボックスなのですが、
部屋のはじからはじまで通して隙間のようにしています。

この隙間には長いライン照明が入れてあって、
夜はこのタイルや、奥に見えるカーテン代わりの波型のシェードを照らしつつ
夜のシーンに適した室内の照度を確保しています。
タイルは上からの照明の光にも映えてきれいです。

ところで、この場所は玄関からリビングへ入る時のフォーカルポイントですが、
実はキッチンからも視線が向くフォーカルポイントになっています。

この壁が、朝晩キッチンに立つKさんの目を楽しませて、
Kさんの食事作りをいっそう楽しくしくれるといいな~、と思っています。
 


| インテリア | 07:14 | TOP↑

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フォーカルポイントを美しく

以前このブログで紹介した、Cさんのお宅のリフォーム後の玄関です。

フォーカルポイントA_N9S0343


Cさんはペットと暮らしながらも、アジアンテイストのインテリアを楽しめる、
そんな住まいを希望されていました。

私は、インテリアを美しく見せる基本は、まず、フォーカルポイントを整えやすく、
魅力ある空間にすることだと考えています。

目に飛び込む一瞬のシーンで、人の気持ちがほぐれたり、
心地よくなれたら、素敵なことだと思いませんか。



フォーカルポイントB DSC_1077

上は以前のCさんのお宅の玄関です。

正面に階段の手すり壁があり、
茶色の笠木が斜めになっていたので、それが強い印象でした。

奥のリビングへ続くドアも濃い茶色だったために、主張が強く、
フォーカルポインを、あいまいで煩雑にしていました。

壁と天井を区切る「廻り縁」や床に続く壁の[巾木]も濃く、
室内全体を重たく感じさせていました。



フォーカルポイントパネル開け  フォーカルポイントパネル閉め


階段は、2階に大きなものを搬入する時のために、
斜めの空きスペースを残さなければならなかったので、
リフォームでは手前に、横にスライドするインテリアのパネルを設置しました。

パネルのモチーフは古くからあるタイの飾り壁。
もともとはチークの端材を有効に利用するためのものです。

光を当てると木の陰影がきれいなので、
設計する住宅に好んで使っています。

このパネルを、いつもは閉じてフォーカルポイントに。
奥の扉は白く、あまり印象付けないデザインに。
廻り縁は外し、巾木も低いものに替えて白く塗りました。
玄関のタイルも薄いベージュに貼り替えました。

玄関はお客様を迎える場所ですが、
一番大事なのはその家の家族がほっとできる場所ではないかと思います。

好きなインテリアで、毎日「お帰りなさい」と、
迎えてもらえたら嬉しいですよね♪

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この作品は WEB版『日経住宅サーチ』に掲載されています。
こちらも合わせてご覧ください。



| インテリア | 06:00 | TOP↑

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スケール感を身につける!

先週は住まいのセミナーが続きました。

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金曜日のアトリエサラ住まい講座
「素敵に暮らす住まいの作り方(基礎編)」のテーマは

    だれでもなれる「住まい上手」   
    ・・・時間を生みだす「動線のいい住まい」について・・・   でした。

住まい上手や、インテリア上手になるための第1歩として、
この小さなスケールを、クラスの皆さんにお渡ししました。

講座の中では、テーブルや、CDケースの大きさを目で見て、
自分が思う寸法を瞬時に答えていただき、
その後実際に測った正しい大きさと比較して、
ご自分のスケール感がどれくらい正しいか(正しくないか・・・)
を感じていただきました。

リフォームを考えている人や、家具を買い替えようと思っている人、
ちょっとした工夫で収納スペースを増やしたいという人は、
これでいろいろなものを測ってみると、役立ちます。
 
タオルをたたんだときの幅は何センチか? 
何センチ奥行きがある棚なら入れたいものがぴったり収まるのだろうか?  
 
洋服の肩幅を測れば、クローゼットの奥行きが
何センチあればいいかがわかります。
奥行きが90センチもある押し入れは、
洋服には適さないこともこれで実測すると納得できるはずです。

レストランでよく使われているコップの高さは、たいてい九センチほど。
意外にコップ用の棚一段の高さは低くてもいいということがわかります。
引き出しの収納に入れるのであれば、引き出しの高さはコップの高さぎりぎりでよいのです。
 
ほかには、缶詰の直径と高さ、トイレットペーパーのサイズ、
一つひとつ測ってみると、理想の収納が見えてきます。

いつもスケールを持ち歩き、ちょこちょこ測っていると、
やがて自分のなかに「スケール感」が生まれます。

これと思うものをひと目で「あ、これは何センチくらい」とわかるようになるのです。
この感覚が備わると、住まいをよりよくする際の強力な武器になります。

皆さんにも1~2メートル程度のこんな小さなスケール(巻尺)を
いつも持ち歩いてみることを、ぜひおすすめします。



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土曜日は、三井ホーム大宮ソニックシティオフィスの
オープン記念イベントでリフォームのセミナーをおこないました。

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こんな素敵なDMを作っていただきました。

男性も多く、80名もの方が来てくださり実は緊張しました。
2時間以上の話にもかかわらず、皆さん最後まで熱心に聞いてくださいまして
ありがとうございました。

| インテリアレッスン | 08:00 | TOP↑

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インテリアレッスン5 「フォーカルポイント」

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ギャラリーの家

先月から始まった日経新聞のリレー連載「なるほど住まい術」に、
「玄関の演出」というタイトルでフォーカルポイントの話を書いたところ
たくさんの方から、メールをいただきました。

「なるほど~、と思って読みました。」という方や、
ご自宅の玄関の写真を送ってくれた方もいました。

     以下に要約したものを紹介します。

      フラワーアレンジの先生のAさんから
     「Bさんのお宅がとてもセンスよく、住みごこちのいい家に感じた。
     うちとどこが違うのかしら?」
     という相談を受け、Aさんの家を訪れると2つのミスを発見。
     
     玄関に飾ってある季節の花々は、首を90度曲げなければ目に入らない
     下駄箱の上にあり、一方、玄関の正面に置かれた棚には電話機が置かれ、
     下には古雑誌、横には宅配便の段ボールが畳んで置いてあった。
 
      そこで提案したのが2つの解決策。
     電話機の場所には小ぶりな飾り台を置き、季節感を演出するAさんの作品はここに置く。
     古雑誌や段ボールは目に入らないところに移して、決して玄関には置かないこと。
     
     「それだけ?」と驚くAさんだったが、
     この解決策の裏には「フォーカルポイント」という理論がある。
     フォーカルポイントとは焦点という意味だが、建築やインテリアの世界では
     「ある空間に入った時に最初に視線が集中する場所」という意味で使われる。

     実は住まいの中の個々の部屋の印象を左右するのもこのフォーカルポイント。
     特に家の第一印象となる玄関のフォーカルポイントは重要で、
     玄関の扉を開けてまず正面に目に入るこの場所が家全体の印象を左右する、と言ってもいい。

     ここに見せたいものを飾れば目を引きつけて効果的だし、
     すっきり整えるだけでも片付いた好印象の家になる。
     実際に玄関を開けて、来客になったつもりで家に入ってチェックしてみよう。
 


インテリアの空間を、とりあえず美しい印象にするには
このフォーカルポイントを意識して整えることをお奨めしています。

玄関の次はリビングやトイレも、お客様になったつもりで見て
フォーカルポイントを飾ったり、見せたくないものを取り除いてみてください。

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ギャラリーの家

また、次は廊下や階段など、家の中を歩く時にどこに目線が行くかを意識して見てください。
廊下は突き当たりの壁に、階段では踊り場の壁に、しばらく目が行きます。
実はそこも移動中のフォーカルポイントです。
絵を掛けたり、観葉植物などをおいて、歩きながらインテリアを楽しめます。

こんなふうに空間をフォーカルポイントになるコーナーごとに
整えていくやり方もインテリア上達への近道です。

また、自宅の中で目線を意識した生活をしてみると、
外出先でも、自然といい空間には敏感になって
自分の中の琴線に触れるようになります。
 
こうなったらしめたもの。レッスン3と レッスン4でも書きましたが、
そこがなぜ素敵に見えるのか、居心地良く感じるのか、を
一度立ち止まって考えるだけで、確実にセンスはアップしていきます。

以前に書いた「フォーカルポイント」の記事も、参考に読んでみてください。
 
         (日経新聞の次のコラムは「動線」について。8月22日の夕刊に載る予定です。)



 

| インテリアレッスン | 06:50 | TOP↑

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和ダンスに負けない「漢字のアート」

「額が届きましたので、いらしてください。とっても素敵です♪」
というお電話をいただいたので、昨日わくわくしながら
以前リフォームをしたMさんのお宅にお伺いしました。

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掛かっているのは、キャンバス地に
「福」と「徳」の字をモチーフに書かれた絵のような書画。
女流書道家の本田蒼風さんの作品です。

Mさん宅にはとても存在感のあるこの大きな和ダンスがあったので、
前回のリフォーム時に、タンスのサイズに合わせて
リビングにこんな壁面を作りました。

ところが、
「何を掛けてもタンスに負けてしまって、しっくり来ません・・。」
と奥様から相談を受けて、この壁に掛けるものをしばらく考えていました。

以前から気になっていた蒼風さんに相談したところ
さっそくM邸に同行してくださりこんな書を制作してくださいました。
和ダンスに負けない「漢字のアート」です。
 
   以下は蒼風さんのコメントです。
   
   奥様が、色々な目標をもって日々過ごされている様子と、
   ご主人もご自身の楽しみを満喫されている姿がとても印象的でした。
   
   この幸せが続くように…という意味を込めて「福」
   さらにこの先も、目指す姿に日々近づいて行かれることを
   応援していきたいという意味で「徳」

   「福徳」にいたしました。
   ご自宅のあの明るいイメージに合うよう、
   少し遊び(軽い楽しさ)もできるだけ入れたいと思って
   制作にあたりました。

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ところで、M邸は少し和風の感じを残したかったので
リビングの天井にはヒバ材を使いましたが、
重たくなく、軽く見せたかったので壁との取り合い部分は
ところどころスリットにしています。

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ここではスリット部分に薄い蛍光灯照明を入れていますが、
こうすることでより、軽く浮いた感じにもなり
額を飾る面としては一石二鳥です。

が、実際は蛍光灯の光は下までは届かないので
額をきれいに照らすためにダウンライトもつけています。
このダウンライトは照らす面を調節できるユニバーサルライトです。

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5月6月はイベントや竣工物件が多く、書きたいこともたくさんあったのですが、
日々の仕事に追われ、ブログをまとめている時間がありませんでした。
楽しみにしてくださっている方には申し訳ありません。

少し前のことになってしまいますが、
振り返って記事にしたいと思っているところです。

また、時々覗いてくださいね。  水越

| インテリア | 00:30 | TOP↑

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香りもインテリア

家にいる時はよくアロマを焚きます。
以前「音楽は優しいインテリア」と、書きましたが、
「香りもインテリア」の一部だと思っています。

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最近、京都の懐紙メーカー・辻徳さんが出している、
‘京あろま 重ねいろ’という懐紙のアロマを使っています。

懐紙にアロマを垂らしてポット代わりにする、火も水も使わない、
安心安全なアロマなので、使い勝手がいいのはもちろんですが、
懐紙とセットで売られているアロマ自体の香りが何ともいいのです。

無農薬栽培された植物から抽出した、
100%天然オーガニック精油を組み合わせて作り出した
「和の香り」だそうです。

懐紙をちょっと温めるとかなり匂いが発散します。
冬の間は、窓辺やオイルヒーターの上に置いたり、
床暖房している床に直に置いて楽しみましたが、
これからの季節は、いる場所の近くに置いておくだけでいいようです。

なかでも私が好きな香りは 「凛」という瓶の香りです。

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仕事中は専用のオーガンジーの袋に入れて、
机の上の蛍光灯スタンドにぶら下げていますが、出かける時はバックに中に。
時々出して匂いを嗅ぐと頭もすっきりしてきます。

この商品はネットでも買えますが、5月11日~5月17日まで、
松屋 銀座店1F スペース・オブ・ギンザにて行われる
『和モノなでしこ ~モダンジャパニーズスタイル~』に出展される予定のようです。

| インテリア | 08:00 | TOP↑

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インテリアレッスン4 「センスを磨く」

今回はインテリアの「センスを磨く」方法について、です。

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自分の部屋をセンスのいい部屋にしたいと思ったら、
意識的に、いい空間をたくさん見たり、
いいインテリアを体験することだと思います。

なぜなら、たいていの人の創造力は、
本や、実際に体験した空間で見たものが、もとになっているからです。

手っ取り早いのは、いいと思うインテリアを真似ることですが、
たくさん見ることによって、新しい空間を考え出したり、
自分の世界を作ることができるようになっていくのではないかと思います。

実際、見たり、体験しなければ想像も創造もできないわけですが、
ある程度の量を見て、自分の中に蓄積することができれば、
インテリアは、ある日を境に自分の中にアイデアが浮かぶようになり、どんどん上達します。

そういう意味でインテリアは語学と似ているような気がします。
赤ちゃんが周りの言葉を聞いていて突然しゃべり出すようになったり、
大人になっても、外国語を習ったり、聴き続けていると、
ある日突然理解できるようになったり、しゃべれるようになったりするのと同じです。

いい空間の中に身を置いていると、センスは自然と身に付きますが、
早くセンスを身に付けたかったら、いい空間をたくさん見て、
そしてそれがなぜいいのかを、自分の中で意識していくことです。

この、突然のように出てきたセンスは、
実は蓄積されたものが飽和して出てきたわけですから、
けして後戻りはしないものです。

これが、前回のインテリアレッスン3で、

   実際に我が家を作る時のヒントになるような教則本や雑誌は、
   もう少しあとで買うことにして、
   今は、「現実には無理!」と思うくらい素敵で、
   インテリアとしても、ハードルが高い、きれいな写真集を選びます。


と書いた理由です。

この方法はセンスを磨くための1つレッスンとして、
毎年、学生への宿題にしていますが、丁寧に時間をかけてやってくる人は、
独学でも十分にセンスアップしてくるのがわかります。

美意識は、長いあいだの積み重ねではぐくまれます。
実際、彼女達のなかには、今まで書いたような自分でできるインテリアレッスンによって
めきめきとセンスを磨き、自分の家のインテリアを変えて楽しみ出す人たちが大勢います。



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インテリアレッスン3 「インテリアを読む力をつける」

インテリアレッスン1インテリアレッスン2で、自分の好みがわかってきたら、
好きなタイプの写真がたくさん掲載されている
ハードカバーのしっかりしたインテリアの本を入手してみます。


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洋書でも和書でも、「これ!」と思うものを1.2冊厳選します。
ちょっと値段の張る、写真のきれいな本には、
一流のデザイナーや写真家、編集者が携わっており、
彼らがつくりだした洗練された空間は、見る目を養うために確実に役に立ちます。

ここでちょっとアドバイスしたいのは
実際に我が家を作る時のヒントになるような教則本や雑誌は、
もう少しあとで買うことにして、

今は、「現実には無理!」と思うくらい素敵で、
インテリアとしても、ハードルが高い、きれいな写真集を選びます。

本はできるだけ毎日ページを開き、気になる写真に付箋を貼って、
何度も何度もそのページを見て、それをレッスン1の、
切り抜き写真でやったように、言葉にしていきます。

そうすると、あれもいい、これもいい、と思って見ていたものが、
少しずつ収束して、あれよりこちらのほうが私は好きだ、とか、
やはりこの感じが私のテイストだ、と思えるようになります。
つまり好みの巾がより小さくなって、好きなものに敏感になってくるのです。

不思議ですが、この練習を続けると単なる「好き」から一歩前進して、
「自分は、なぜそれが好きなのか」「なぜ美しいと感じるのか」が、
徐々にわかってきます。
 
実は、この「なぜ美しいかがわかる」ということが、
「インテリアを読み込む力がついてくる」ということなのです。
           
    次回は具体的な「センスの磨き方」についてです。



 

| インテリアレッスン | 17:40 | TOP↑

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インテリアレッスン2 「スタイルを知る」

 インテリアには、様々な、「スタイル」と呼ばれるものがあります。
それぞれのスタイルの特徴を知ることも、自分の好きを知る近道になります。

代表的なところでは、直線的でモノトーンが主体のクールな印象をもつ「モダン」スタイル、
自然素材の家具や小物で明るくさわやかな印象の「ナチュラル」スタイルなどです。

また、国や地域のインテリアの特徴を指して、「イタリアン」「和風」「北欧風」「南仏風」
「カントリー調」「アジアン」などといった分けかたもあります。

  (ネットにはスタイルを解説をしているサイトもたくさんあるので、
   いろいろ調べてみてください。)

自分の好みのスタイルが、だいたいどのあたりにあるかを知ることも、
インテリア上手になるための第一歩です。
というのはインテリアでは、「自分は何が好きか」を見極めることが、
いちばん大切なことだからです。

洋服や靴など身につけるものと同じで、私たちは、自分の好きでないスタイルに包ま
れていると、どこか落ち着かない気分になるものです。

自分がほっとできる居心地のいい空間を作るために、
「自分は何が好きか」を知ること、「自分の好きを分析する」ことから始めてみてください。



図1


私は、学生のころから建築家のフランク・ロイド・ライトが好きで、
ライトが設計した家の写真のポストカードを、長いこと机の前に貼っていました。
目を閉じても鮮明に思い浮かぶほど見つめ続けた写真です。




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