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素敵に暮らす 住まいの作り方

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「プチぶんか村」にエッセイを書きました

2ア_C1A8488  新井邸


明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

  あっという間に1月も半ばになってしまいました。
  遅いごあいさつですみません・・・。

昨年秋に、私の住む町のミニコミ誌「プチぶんか村」にエッセイを書きました。
お読みいただけたら嬉しいです(^^)/

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ぶんか村エッセイ125
「快適な住まいの設計を目指して」   
 水越美枝子  (一級建築士事務所アトリエサラ(㈱)代表)

物心ついてから数回引っ越しをしたせいで、
子供の頃から住まいにとても関心がありました。
14歳の時に自宅を建てることになり、始めて設計図というものを目にし、
図面通りに出来ていく家を見て設計をする人になりたいと強く思いました。
 
高校卒業後、住居学科のある日本女子大に進み、卒業後に女子の技術職を
初めて採用する清水建設に入社。才能豊かな先輩達から多くを学びました。
バブル期で毎日残業でしたが仕事は楽しく天職だと思えました。
 
結婚し、まだ育休法がない頃でしたので、覚悟を決めて娘を産み仕事を続けました。
ところが夫が海外勤務になり、悩んだ末に31歳で退職。バンコクに6年暮らしました。

渡タイ当初は仕事を辞めた後悔ばかり募りましたが「人生の休養期間と思って
ここでしかできないことをやってみたら」という夫の言葉で気持ちが切り替わり、
ジムトンプソン博物館の日本語ガイドや育児サポートのメンバーに加わりました。

ある時、母親達のボランティアで、日本の子どものための図書館を
作って運営する計画が持ち上がり、設計を担当しました。
その時の仲間には、図書館の司書や教員の経験を持つ人、保育士や、編集者、
医師や看護師、弁護士といった専門家もいました。

皆、子どもを持つ母親で本が大好きでした。
この、女性達との協働の経験は今も私の財産です。
 
ところで、やっと生活を楽しめるようになった頃、私はその頃住んでいた欧米式の住宅の間取りが
楽で合理的なことに気付き、同時に日本の住宅の改善点も見え始めてきました。
そして帰国後、友人と開いた設計事務所で、新しい住宅の設計を模索していくことになるのです。

この考えを書いたのが「40代からの住まいリセット術」と、その写真版の
「いつまでも美しく暮らす住まいのルール」です。
間取りの指南書として、台湾、中国、韓国からも出ています。

事務所も24年、設計した住宅は新築とリフォームで300軒になりました。
お客様とスタッフに感謝する毎日です。

1外_C1A9005  吉野邸


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「プチぶんか村」編集長の宮崎直子さんは、偶然近くにお住いの私の高校と大学の先輩です。
出版社を持って、地元はもちろん日本中に友人知人が多い、とても魅力的な才女です。

「なんでもいいから、あなたのことを書いて。」と、数年前から言われていていたのですが
今までに書かれたエッセイが、あまりに有名な方たちのものばかりなので、
私なんかまだまだ・・・、とずっとお茶を濁してきていました。

でも昨年、書きます!と返事をしてしまい、あれこれ自分の半生を振り返ることになったわけです。
書きながら、昔のことを思い出し、自分のことも振り返ることができてよかったです。

宮﨑さん、ありがとうございました♪
これからも「プチぶんか村」楽しみにしています。

 

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明けましておめでとうございます 2022年。

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皆様 今年のお正月はどのようにお過ごしでしょうか。

私たちは相変わらずコロナ禍の中にいますが、
少しづつ世の中がそれなりに動き出しているようにも思います。


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我が家でも今年は、夫の両親と弟家族との合同新年会をいたしました。
例年は夫の実家に大晦日から集まり、飲んだり食べたり、わいわい過ごしましたが、
昨年はコロナだったり、義母が腰の手術をしたりで中止となりました。
でもやっぱり寂しいね、ということで、今年は1日に我が家で集まりました。

30日から手伝いに来てくれた息子夫婦と、おせち料理を作り、
家じゅうの椅子やテーブルを運んで準備をしました。
    
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元日は子供連れの甥や姪家族も来て、
途中アメリカにいる娘夫婦ともラインを繋げて、それはそれは賑やかでした。
換気のレベルを強にし、時々窓を開けながらでしたが、楽しく過ごしました。

年男の義父(96歳です ^^ )から、例年の如く全員お年玉をもらい、皆を見送った後、
やっぱり家族が時々集まって、仲良く過ごせることは幸せだとつくづく思いました。

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ところで・・・・、
実は若かったころのお正月は、作っては食べ、食べては洗い、の繰り返しで
嫁の私と義妹はずっと台所に立ちっぱなし。
なんだかな~と、もやもやもしたものでしたが、・・・

「片づけしなくてすみません」と言う皆を、「いいの、いいのー。」と、ポーカーフェイスで見送れる訳は・・・
我が家の3代目食洗器、百人力ミーレのおかげです。

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こんなふうに大勢の人が集まった時の後片付けにはホントにお勧めなんですが、
夫婦2人でも、お皿もグラスもどんどん使って、ざるからボール、お鍋まで入れて夜に1回 回すだけ。
とってもらくちんなんです(^^)/。

今、世界的な巣ごもり需要で、海外製の大きな食洗器は品薄状態が続いているそうですが、
日本製でもフロントオープンタイプの、容量の大きい食洗器はパナソニックとリンナイから出ています。

これから新築や、キッチンをリフォームしようとしている方は、ぜひ大きな食洗器を検討してみてください。
かんた君と並ぶ、アトリエサラのイチオシ家電です。

******

2022年の皆様のご多幸とご健康を心よりお祈りいたしております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



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| 日々のこと | 19:11 | TOP↑

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明けましておめでとうございます。

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         2021年が、皆様にとって素晴らしい一年でありますように。
         本年もどうぞよろしくお願いいたします。 

昨年は、人類の試練といってもいい程の、とても苦しい1年になってしまいました。

事務所では今まで、地方や海外のお客様とのやり取りにリモートを使ってきましたが
スタッフもほぼ自宅作業になり、一層リモート化が進みました。

もともとアトリエサラは、クラウドを使って皆、リモートやフレックスで自由に仕事をしています。
   (余談ですが、住まいの中で、住まいの設計を考えるのはとても合理的です。
   私自身、子育て中はスケッチやパソコン作業は自宅で行うことも多くありました。
   ・・・この話はまた今度。)

リモートの良いところは、日程調整が難しくなく(早朝や夜の打ち合わせもあったり)
プランの打ち合わせもZOOMとラインを駆使してどんどん進めることができることです。

でも、さくさく進む打ち合わせが良いかというと、私はそうでもないなとも思うのです・・・。
打ち合わせのはじめにする雑談や、休憩時に一緒に飲むお茶のひと時が、
お客様との距離を縮めてくれることがよくあります。

何気ない会話の中に、その方の考え方や価値観、素敵な人となりが垣間見えたりします。
”お客様の思いを住まいに込める”ために
私たち設計者にとって、人を理解することはとても大事な仕事です。

だから今年もたくさん打ち合わせをして、時間をかけながら仕事を進めようと思います。

     会いたい人に自由に会える暮らしが、1日も早く戻りますように。
     皆様にとって今年が素晴らしい1年になりますように・・・・。

| 日々のこと | 10:07 | TOP↑

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心からお見舞い申し上げます。

各地で大雨の被害が甚大となり、毎日のように被災された方々を見ては心が痛みます。
被害に遭われた方々には、謹んでお見舞いを申し上げますとともに、
一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

地球の温暖化をくい止められなければ、これからもこのような被害は繰り返されるのではないかと思います。
せめて、二酸化炭素を排出しない、省エネでエコな住宅を作らなければならないと強く思います。

コロナも、東京では今日は最多の人数を記録してしまいました。
大切な人に会えなかったり、仕事を失っってしまったり、
私たちの生活や人生に、様々な影を落としているのに、
なにもできないことがどうしようもなく歯がゆいです。

小さな人たちが明るさを失わないように、
身近な大人に守られて安心して過ごせますように、と思います。

皆さまもどうぞお気をつけて過ごしてください。

| 日々のこと | 00:10 | TOP↑

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コロナに社会が負けないことを祈るばかりです。

今日、東京都の感染者が200人を超えたとのこと。
最前線で働く医療関係の方々を思うと、切なく、感謝の気持ちでいっぱいになります。

流通の現場や保育の現場、その他、今なくてはならない場所で働き続ける方々にも
どうか感染せずに無事でいてください、と思わずにはいられない毎日です。

私たちの事務所でも、完全にテレワークになってから3週間になりました。
出歩かないことしかできないことが歯がゆく、
一向に収束しないコロナに社会が負けないことを祈るばかりです。

どうか早く、世界中からコロナの猛威が消えていきますように・・・。

| 日々のこと | 00:32 | TOP↑

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「満員御礼」蔦屋家電レクチャー

31日の二子玉川の蔦屋家電さんで開かれた
「いつまでも美しく暮らす収納のルール」の、
発売記念のレクチャーが無事終わりました。

発売日から2日しか経っていなくて、
しかも夜遅かったのにもかかわらず、
たくさんの方に来ていただいて、
私の収納や設計の考え方を聞いていただくことができました。


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質問もたくさんいただいて、蔦屋家電の担当の方から、
「出版記念のイベントでこんなに質問が出たのは初めてです。」
とおっしゃっていただきました。

年末に向かってさらに「収納問題」は加速されますね!(^^)!
お越しいただいた皆さん、ありがとうございました


| 日々のこと | 10:11 | TOP↑

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1年間ありがとうございました。

今年もたくさんの方々の住まいづくりに携わらせていただき、
目まぐるしくも、充実した1年になりました。

最初に思い描いた空間が、
その通りの形になっていく現場に立ち合うのは本当に楽しい仕事です。



原邸L1カラー - コピー  H邸リビングイメージパース
 

   _DSC0041 - コピー  H邸リビング竣工時




船戸邸LDK②カラー - コピー  F邸イメージパース (リフォーム)


_DSC0053 - コピー  F邸竣工時

そんな機会を与えていただいた施主の皆さんに心から感謝です。



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3月に出版した、2冊目の著書「いつまでも美しく暮らす住まいのルール」は、
5月、8月、9月に増刷がかかり、合計22、400部 になりました。
5月頃から今日までAmazonで、ベストセラー1位が続いています。

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こんなに多くの方々に読んでいただけるとは思いませんでしたが、
この本が、 皆さんの住まいや暮らしに少しでもお役に立てているとしたら
この上なく嬉しいことです。

来年もスタッフの皆と、
住まいづくりに邁進したいと思っています。

| 日々のこと | 08:00 | TOP↑

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植栽はフォリーファームにお願いしています

DSCF2829 - コピー


アトリエサラの住宅の植栽計画はいつも、フォリーファームの飯田恵子さんにお願いしています。
飯田さんはご自身で植栽デザインをして、実際の植樹をする造園家です。
上は前回春の見学会の時の雄姿です。   

   かっこいいでしょ♪

庭のある物件ではどんな小さいものでも、いつも工事の途中から参加していただき、
いろいろな角度からのグリーンの見え方を検討しながら計画していただいています。

住宅の外構計画はとても大事なので、彼女の意見を取り入れることも多く、
窓辺のカーテンも、時には飯田さんの植栽スケッチをもとにスタイルを決めたりもしています。

飯田さんとのお付き合いは長く、私の住宅に対する考え方をよく理解してくださるので
安心して一緒に仕事をしています。

先月行なった秋の見学会にもいらしてくださって、皆さんの質問に
いろいろお答えしていただきました。



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アトリエサラの強力な助っ人です♪



| 日々のこと | 13:10 | TOP↑

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カメラマンは永野佳世さんです

「いつまでも美しく暮らす住まいのルール」を出してひと月経ちました。
売れ行きは好調だそうで、とても嬉しく、少しホッとしているところです。


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ところで、本について  「写真がきれいですね。」
「表紙を見てインテリアの本かと思いました。」といったご意見をたくさんいただきました。

写真を撮ってくれたのは女性写真家の永野佳世さんです。
以前雑誌の撮影でご一緒したことがあって、写真の素敵さにはもちろん、
スタイリングのこだわり方とか、言葉の選び方とか、
彼女の感性に私と近いものも感じて、とても惹かれました。
(永野さんはそう感じてはいないだろうけれど・・・。)

彼女なら私の意図をくみ取って、自分の目も通して
いい写真を撮ってくれるはず・・・・・・、そして
私のしつこさにもきっと付き合ってくれるだろう、と思いました。



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この本は「暮らしやすい家の日常は美しい」というテーマがあり、
いかにきれいに、日常の「動線」や「収納」を撮るか、ということが課題でした。

とくに「動線」は、写真1枚で多くのことを分かりやすく説明しなければなりません。
そのアングルを探りながら、しかも美しくも撮るのはなかなか大変でした。
永野さんと編集の方たちと、いつも皆で喧々諤々、たくさんの時間を費やして撮った写真ばかりです。



5章修正1226-01 - コピー  2章修正1226-11 - コピー

  3章P46-75修正-01 - コピー   5章修正1226-05 - コピー

でも、コピーにもぴたりと合った
それでいて写真としても美しいページがたくさん出来上がりました。

永野さん、本当にありがとうございました。
いろいろわがままも言ってすみませんでした♪


| 日々のこと | 06:33 | TOP↑

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新年のご挨拶を申し上げます

明けましておめでとうございます。
新しい年をどのようにお迎えでしょうか。

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昨年は消費税の影響もあり、たくさんの物件を引き渡しました。
忙しい毎日が続き、ブログのほうは
お知らせばかりになってしまったことをお詫びいたします。

それでもたくさんの方に読んでいただき、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

「住まいは暮らしや人生を豊かにしてくれる」と、信じながら
今年も1軒1軒考え、提案し、設計し、その中で得たことを書いていきたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

また春ごろになりますが、住まいの作り方の考えをまとめた本を出すことになりました。
2010年に新書として出した「40代からの住まいリセット術」の内容を
写真や図面で分かりやすく解説した本にする予定ですので楽しみにしていてください。

新しい年が、皆さまにとって良い1年でありますように
心よりお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
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写真の毬は、私の母が作った縮緬細工です。 
私は季節を楽しみながら、母の手仕事を家のそこここに飾っています。
寒い季節には、眺めるたびに母の手のぬくもりを感じ少し温かくなります。




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