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素敵に暮らす 住まいの作り方

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「40代からの住まいリセット術」という本が出ます

NHK出版から去年の秋に
「設計の手法を盛り込んだ住まいづくりの本を、新書で書いてみませんか。」
というお話をいただいて書き始めた本が、

nhk出版#329書影 (1)-1

「40代からの住まいリセット術―人生が変わる家、3つの法則 」
NHK出版 (生活人新書 329)

というタイトルで、10月10日に発売なります。

9月の初めに原稿を書き終えた後も、イラストのチェックや、
帯の写真撮影があって、先週、ようやく手が離れたところですが、
すでにアマゾンでは予約が開始になりました。

ところで、この本のタイトルについてですが、
ここ数年、リフォームに携わった五十代、六十代の方々から、
「こんなに居心地のよい家になるのなら、もっと早くリフォームすればよかった」
という言葉を何度も聞き、人生や生活に幅が出る四十代こそ、
生涯の家を考えはじめる時期なのではないか、と思うようになりました。

とは言え、「まだ、子どもも手を離れてはいないし、今は、忙しくて」
「家のことは、時間がたっぷりとれる、定年になるときになんとかしよう」
こんなふうに、住まいのことにまで手がまわらないと考える人は多いと思います。

しかし、忙しい毎日を送るからこそ、
効率がよくて居心地のよい住まいを確保してほしいと思いますし、
一歩外に出れば楽しいことばかりではない私たちの生活ですから、
「ここが自分の居場所だ」と思える安堵感や、「明日も頑張ろう」という、
活力をもらえるような住まいにしてほしいとも思います。

内容は、「居心地のいい住まい」をつくる条件に欠かせない
「動線」「収納」「インテリア」という家づくりの三要素を組み込んだ法則に
フォーカルポイント」を加えて、わかりやすく解説しました。
この三要素については、先日書いた
「住まいとインテリア」のスクーリング講座の中でも説明しています。

キャプチャ
新築よりもリフォームに焦点を合わせていますが、
新築を考えている人や、今すぐ住まいに大きな手を加える予定のない人でも、
これまでの住まいを見直す手掛かりにしていただけるようになっています。
タイトルのリセットという言葉には、そんな広い意味を込めました。

家にいることで幸せを感じたり、住まいのおかげでいきいきとできる、
長い人生を豊かに自分らしく、「自分に合う生活ができる家」を考える時に
役立ててもらえるような本にしたいと思いながら書きました。

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みなさんにお手にとっていただければ幸いです。
また、感想などもお知らせいただければ、なお嬉しく思います。





この記事の一部を書きかえました。(2010年 10月6日)

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